東海地震が近々起こるってホント?
いろいろ調べてみると、そろそろ大地震が起きそうな周期なんだ。
1498年 明応 伊勢から伊豆にかけてマグニチュード8.4の地震が発生
107年後
1605年 慶長 四国から伊豆にかけてマグニチュード7.9の地震が発生
102年後
1707年 宝永 四国から伊豆にかけてマグニチュード8.4の地震が発生
147年後
1854年 安政南海 四国から伊勢にかけてマグニチュード8.4の地震が発生
1854年 安政東海 伊勢から伊豆にかけてマグニチュード8.4の地震が発生
その後
1946年 南海 四国から伊勢にかけてマグニチュード8.0の地震が発生
1944年 東南海 伊勢から東海にかけてマグニチュード7.9の地震が発生
東海から伊豆にかけては1854年以降大地震が起こっていない。
過去を振り返ってみると、日本列島の太平洋側ではプレートの潜り込みによる地震が、100年〜150年周期で起こっていることがわかりました。
東海地震の震源となる駿河湾から御前崎沖では、1854年の安政東海地震以来約150年にわたって大地震がなく、地震のエネルギーが蓄積され、プレートの潜り込みによる歪が限界に達しているといわれています。
近々、東海地方に大きな地震が起こるという根拠は、ここにあります。
東海地震は、予知の可能性が高い地震!?
その発生のメカニズムや予想地震域・歴史的資料がある程度明らかになっていることから、現在日本で唯一予知の可能性が高い地震といわれているんだな。
だが、誤解してはいけない。
絶対に予知ができるというものではないので注意が必要なんだ。
■東海地震観測情報
東海地域に設置された地震計や地殻の状況を測定する観測機器で観測された現象が東海地震の前兆現象であると直ちに判断できない場合や、前兆現象とは関係がないことがわかった場合に発表されます。
テレビ・ラジオ等の情報に注意して平常どおりお過ごしください。
■東海地震注意情報
東海地域に設置された機器で観測された現象が前兆現象である可能性が高まった場合に発表されます。
テレビ・ラジオ等の情報に注意し、地震に対する準備行動を取ってください。
■警戒宣言と東海地震予知情報
東海地震の発生のおそれがあると判断された場合に発表されます。
警戒宣言は、内閣総理大臣が発し、地震に警戒する必要性をお伝えします。
テレビ・ラジオ等の情報に注意し、地震に備えてください。
警戒宣言発表までの流れ
観測
前兆現象の把握
東海地震観測情報
観測された現象が東海地震の前兆現象であると直ちに判断できない場合や、前兆現象とは関係ないことがわかった場合に発表されます。
東海地震注意情報
観測された現象が前兆現象である可能性が高まった場合に発表されます。
警戒宣言(東海地震予知情報)
東海地震の発生のおそれがあると判断した場合に発表されます。
前兆すべりが急激に進んだ場合や前兆すべりが小規模であった場合など、予知に関する情報を発表できない場合もあります。
東海地震の予知のため、東海及びその周辺地域の地震・地殻活動などの各種観測データを気象庁に集中することにより、24時間体制で前兆現象の監視を行っています。
そこで異常な変化がみられたら、「注意情報」と「警戒宣言」などによって市民のみなさんに随時その情報をお伝えしていきます。
このページは名古屋市「進めよう!東海地震対策<基礎知識編>」をもとにしています
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