2005年度事業計画書
2005年度事業計画書
天白でぃぷり〜天白防災助け合いの会〜
2005年度通常総会
1:趣旨
1. | 2年目に入った当会は、いよいよ地域に根ざした防災活動を行う。 |
2. | 防災の原点を「減災」と位置づけ、災害の起きる前にできる限りの「準備」を行うものとする。 |
3. | 天白区社会福祉協議会や天白区役所、また区内の住民組織や市民活動団体、様々な企業などにも協力を仰ぎながら、顔の見える関係を築きつつ、より広範で実践的な協力体制が構築できるような活動とする。 特に、行政や住民組織からの要望である、地域防災の学習および防災の担い手の養成、および地域防災体制の構築・整備に最大限協力する。具体的には区内を中心に、講師依頼などのお申し出には最大限ご協力させていただくとともに、住民と本会とのつながりが深まるよう、講座依頼などを最大限活用することとする。 |
4. | "防災の街づくりの原点は「心のつながり」であり、被災者の支援の原点は、「心のケア」である"と位置づけ、常に心温まる関係性を作ることに心がける。 具体的には、安心感と信頼関係に支えられた災害に強いまちづくりを目指し、住民同士や関係諸機関とのつながりを促進するための学習活動、交流活動を行う。 |
5. | 上記の具体的な取り組みとして、今年度は、"災害に強いまちづくりのありかた"についての学習と検討を区内のマンションをモデルに実施していく。(事業名は「大規模集合住宅の災害時要援護者支援事業(WAMマンションモデル事業)」) 具体的には、区内のマンションを対象に、地域住民同士のつながりを深めるための活動を実施し、先行事例などの学習を通して、防災の街づくりのあり方を検討・模索していく。 実施あたっては、国(厚生労働省外郭「福祉医療機構」=WAM)より助成をうける。(詳細は、別紙参照) |
※運営にあたっては、助成金の執行という側面から、関係者間の誤解や行き違いが生じないよう、初心や意見交換を大切にしながら、なおかつ肩肘張らずに素直な気持ちで1年間実施できるように心がける。
1) | 運営会議 ★通常総会6月26日(日)(天白区生涯学習センター) ★定例会隔月1回(天白区社協など) ★役員会月1回(天白区社協など) |
2) | 広報・出版事業 ★季刊紙「でぃぷり」の発行(4回) ★ホームページの運営(URL http://19800.net/dipre) ★その他(防災リーフレット等の作成・発行、会員の情報交換用メーリングリストの運営など) |
3) | プロジェクト「大規模集合住宅の災害時要援護者支援事業」 ※略称として「WAMマンションモデル事業」と表記。詳細は別紙参照。 ・検討委員会月1回 ・事務局会議月1回 ・住民へのアンケート調査・聞き取り調査 ・先行事例調査(兵庫県と静岡県) ・学習会(講演会とワークショップ) ・住民交流会(炊き出し訓練など) ・報告書の作成 ・支援マニュアルの作成 |
4) | 行事・受託事業等 ★6月12日(日)天白区福祉区民のつどい参画 ★6月18日(土)災害時における一般ボランティア受け入れ活動に関する協定書調印式 ★9月4日(日)天白区防災訓練参画 ★9月10日(土)講演(瑞穂区社協) テーマ:「でぃぷりの紹介」 ★9月18日(日)名城大学デー参加 ★10月4日(火)「地域ふれあい実践講座」講師受託 主催:天白区生涯学習センター 会場:平針北小学校 テーマ:「DIG(災害想定図上訓練)」 ★10月26日(水)「地域ふれあい実践講座」講師受託 主催:天白区生涯学習センター 会場:平針北小学校 テーマ:「災害ボランティアセンター立ち上げ」 ★日程未定(検討中) ・天白区役所と共同で行う事業(人材育成、防災体制作りなど)の実施 ・区内の福祉関連団体、住民組織などが主催する事業への協力・参画 ・講師受託「防災学習入門講座」(主催:天白区生涯学習センター) |
5) | その他 ・被災地支援活動(募金活動、被災地における支援活動など) ・周辺地域の災害団体との連携、協働(災害Vネットあいちへの参加など) |