進めよう!東海地震対策
<基礎知識編>
家族で東海地震を知っておこう
東海地震って何?
駿河湾から御前崎沖を震源域(地震が発生する場所)とする'大地震'(マグニチュード8クラス)が予想されており、これを「東海地震」と呼んでいるんだ。
どうして、起きる前から名前がついているの?
この地域の地震は100年〜150年周期で起きていて、ちょうど今その時期を迎えようとしているんだな。
駿河湾から御前崎沖にかけて地震エネルギーが蓄積されて、かなり高い確率で地震が起きると予想されているから、名前を付けて24時間体制で地震予知のための監視を続けているんだ。
どうやって起きるのかしら?
駿河湾の海底には、「フィリピン海プレート」が、その西側の日本列島をのせている「ユーラシアプレート」の下にもぐりこむ境界があり、その境界あたりでプレートが少しずつ移動してひずみが蓄積されて、ある時、そのひずみが限界にきてプレートが跳ね上がり、地震が起きるという仕組みなんだ。
海溝型地震発生の仕組み
海底を作っているフィリピン海プレートが数センチ(年)の割合でユーラシアプレートのほうに移動して、その下にもぐりこむ。
ユーラシアプレートの先端が引きずり込まれ、ひずみが蓄積する。
ひずみがその限界に達した時、ユーラシアプレートが跳ね上がり、地震が発生する。
その際、津波も発生する。
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このページは名古屋市「進めよう!東海地震対策<基礎知識編>」をもとにしています