地震災害の過去の教訓

過去の主な地震

1498年 明応 M8.4 伊豆から伊勢の範囲
107年後
1605年 慶長 M7.9 伊豆から中四国の範囲
102年後
1707年 宝永 M8.4 伊豆から中四国の範囲
147年後
1854年 安政南海 M8.4 伊勢から中四国の範囲
1854年 安政東海 M8.4 伊豆から伊勢の範囲
安政以降
1944年(90年後) 東南海 M7.9 東海から伊勢の範囲
1946年(92年後) 南海 M8.0 伊勢から中四国の範囲
伊豆から東海の範囲は1854年以降大地震がない空白域になっている

過去を振り返ってみると、日本列島の太平洋側ではプレートの潜り込みによる地震が、100年〜150年周期で起こっていることがわかりました。
東海地震の震源となる駿河湾から御前崎沖では、1854年の安政東海地震以来約150年にわたって大地震がなく、空白域となっています。
地震のエネルギーが蓄積され、プレートの潜り込みによる歪が限界に達しているといわれています。
近々、東海地方に大きな地震が起こるという根拠は、ここにあります。


昭和の東南海地震(海溝型地震)と兵庫県南部地震(内陸活断層型地震)
明治以後大きな被害のあった地震

昭和の東南海地震
東海道沖・・・海溝型地震
◆1944年(昭和19年)12月7日 13時36分頃発生M7.9
◆愛知・静岡・三重などで死者・行方不明者 1,223人
◆住家全壊17,559棟、半壊36,520棟、流失3,129棟
◆各地に津波襲来(熊野灘沿岸6〜8メートル、遠州灘沿岸1〜2メートル)
◆紀伊半島東岸地盤沈下

兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
内陸活断層(直下型)地震
◆1995年(平成7年)1月17日早朝発生M7.3
◆多くの木造家屋、コンクリートの建物、高速道路、鉄道線路などが崩壊
◆死者6,433人、行方不明3人、負傷者4万人以上(平成14年12月26日現在)
◆死者の80%以上が家屋の倒壊による圧死、約10%が焼死
◆住家 全半壊24万戸以上、住家 全半焼6千以上

このページは愛知県「知っててよかった!備えてよかった後悔しないための愛知県 防災・減災 お役立ちガイド」から転載しています

前へ戻る
次へ進む
知っててよかった!備えてよかった後悔しないための愛知県 防災・減災 お役立ちガイドに戻る